食育について

「食」という字は、人に良いと書きます。食は人に生きるための栄養を与え、体をつくり、活力の源となります。「食の崩壊」といわれている昨今、「食事」の重要性が見直されています。
「食事」とは、子ども達が自分自身で健康を守り、健全で豊かな食生活を送るための能力、つまり「食事の自己管理能力」を育てることです。
近代になり、便利なコンビニなどの普及により、いつでも自分の好きなものを食べれるようになったり、塾通いや深夜のテレビ番組の影響で夜更かしをして、朝食を摂らなくなったりし、不規則な食生活の乱れから子ども達にまで肥満や糖尿病などの重い病気にかかるようになってきています。
私たちの食に対する問題はまだまだたくさんありますが、食について考え、判断する力が必要となってきています。

食育とは

Ⅰ.生きる上での基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるべきもの
Ⅱ.さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、
   健全な食生活を実践することができる人間を育てること

幼児期に育てたい食べる力

画像 ①おなかがすくリズムがもてる

②食べたいもの、好きなものが増える

③家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう

④栽培、収穫、調理を通して、食べ物に触れはじめる

⑤食べ物や身体のことを話題にする


令和6年度食育テーマ

今年度の食育テーマは「骨を強く!たくさん食べて元気な身体づくり」です。

昨今の子どもたちは偏食が多く、栄養も偏りがちです。幼少期に少しでも食べ物への苦手意識がなくなる様、子どもたちには苦手な食べ物に触れ、調理のお手伝いなどを通して食材に感謝し、苦手な野菜も好きになってもらうという目的があります。

本學院ではお昼ご飯のお米炊きを各クラスで炊いています。
実際に子どもたちがお米を洗っています。(現在はコロナ禍のため、担任が洗っています)
また、乳児組、幼児組共にトウモロコシの皮むきのお手伝いや、幼児組ではピーマンの種取り、キノコほぐしなど、子どもたちができることをクラスでお手伝いしてくれています。お手伝いしたものがお料理されてみんなで頂くことで子どもたちの喜びにもつながっていきます。


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