学童保育対応型 ちとせ學院エレメンタリースクール

画像 放課後児童健全育成事業として、平成18年に開校いたしました。
小学校1~6年生までの学童保育教室であり、ここでの指導も一貫してモンテッソーリ教育を行い、整えられた落ち着いた環境で自分で学習を選択し、探求を深めていきます。

小学校終了後、庄栄小学校、三島小学校の児童は徒歩で、それ以外の小学校の児童はお迎えバスを利用して通学します。學院の事務所職員とエレメンタリースクール担任とで、お子様の出席を確認し、學院園庭で遊んだ後は、当學院の教育方針である、モンテッソーリ教育に基づき、小学校課程のモンテッソーリの 『おしごと』という個々の活動に取り組みます。

画像 モンテッソーリ教育では、ドリルのような学習方法ではなく、自己選択による教具を使って、具体物から学んでいきますので、在籍児童は毎日の取り組みを楽しみにして放課後、当スクールへ通っています。
『おしごと』 の分野は様々で、自分が興味のある分野について調べたり追究したりして探究を進めていきます。そのような子ども自身からの、学習したいという意欲を大事にし、自分で 『おしごと』 を選び、満足するまで取り組むという時間を過ごし、小学校での学習で苦手分野や科目の偏りを少しでも取り除けるよう、また得意分野への理解もより深められるよう、教具を用いてお手伝いできればと思っております。

画像 小学校の学童保育より秩序や学びのある活動としてモンテッソーリの環境で学習を続けて欲しいという要望で毎日出席して下さる方や習い事のない日のみ出席してくださる方など、出席形態は一人ひとり違いますが毎日のメンバーが違っても、現在1年生~5年生までの異学年、異学校のお友だちと仲良く過ごし、在籍の子ども達を全職員で見守り関わっております。
数年前より他園の卒園児の方も通って下さり、内部から進学された子ども達と同じように楽しくおしごとに取り組み、過ごしています。モンテッソーリ活動前は自由遊びとなり、學院園庭や學院園舎内で過ごします。
夏季冬季の長期休暇中は朝から登校し學院園舎やエレメンタリースクールの校舎で過ごしています。
ご家庭への帰宅は安全・防犯面に配慮し、保護者の方にお迎えに来て頂き、確実にお引渡しさせて頂いております。

おしごとの趣旨

小学校に当たるお子様は6歳までに養った精神力を土台に、集団の中での自己を確立していく時期にあります。異年齢のグループの中で自分の強みや役割を知り責任を持って協力し合い、時には意見を交わし、集団(社会)の一員となっていきます。
生活の中で「なぜ○○というのか。」「ここにはどのような要素が含まれているのか。」など疑問を持ち、更に深く詳しく知りたいと思いはじめます。そしてそれらはひとから教わるのではなく、自分で調べ、突き止めたいと願っています。
このように自分がやりたい事を邪魔させることなく、じっくりと取り組む時間を作る事は、毎日の時間に追われる今日、学校生活の中では得られない時間であり、経験です。
小学生から初めてモンテッソーリ教育に触れるお子様も、一人ひとりの段階に合った“おしごと”(教具)を提供し、そのお子様の興味を引き出して活動の幅が広がる様、担任が個々に提供してまいります。
個々の活動ですので、友だちと競うことなく、自分のペースでじっくりと取り組むことができ、どのお子様もやり遂げた時の満足そうな表情が微笑ましい限りです。

 なお、0から 6歳までのモンテッソーリ教育と同様にお部屋にはそれぞれ一つずつしか教具は置いておりません。

おしごと内容

分野 おしごとの名前 おしごとの内容
言語 『品詞の役割』 名詞・動詞・副詞等さまざまな品詞の役割を学び、品詞分野をして文章の構成を知っていきます。
言語 『俳句』
『短歌』
『百人一首』
俳句や短歌がどのようにしてできたかを知り、その俳句の季語や切れ字を探したり、意味を探究したりします。十分に親しんだ後は、自分で俳句作りをします。その後、短歌・百人一首へと進んでいきます。自分で暗記したいを思った時に覚えることができるように教材を用意しています。
幾何 『幾何のスティック』  長さ・糸の違う10種類のスティックを使い、線の種類(垂直・平行等)、角の種類(対頂角・隣接角等)教具をを使いながら探究していきます。幾何の原理が分かるので、後に角度を求める時の助けとなります。
幾何 『立体幾何学』  直方体・円すい・三角柱等、10種類の幾何立体を見て、想像力を使い展開図を考えて神野上で表します。試行錯誤しながら実際に自分で展開図から立体を作ります。後に面積、体積を求める時の理解につながります。
『チェッカーボード』
『バンクゲーム』
 (かけ算の教具)
前段階のおしごとで九九ができるようになると、この教具で9桁×4桁までの大きい数のかけ算をします。問題集だと嫌がる計算もここでは、教具を動かし手を使って行うので、無理なく九九を活用し身に付けていくことができます。
『はめこみ分数』  教具を使って提供する為、低学年で分数の意味を理解することができます。たくさん教具を等分・約分などに親しんだ後は分数の計算へと進んでいきます。
『試験管の割り算』 7桁÷4桁までの割り算を行います。学年の低いお子様にもわり算の概念が理解できるとどんなに大きい数の計算でも楽しんで行える教具となっています。
歴史 『生命の年表』  コスミック教育(宇宙教育)の一つです。地球の誕生から生物の進化、人類の誕生までを学び、今の地球環境について考えていきます。
地理学 『経済地理学』 その国の国旗・民族・母国語・面積など、穀について調べていきます。興味が出てくると輸出入など母国と外国との関係なども探究していきます。
地理学 『対称地形』 湖と島 ・ 湾と半島 ・ 海峡と地峡 ・ 群湖と群島 ・ 入江と岬など地球の地形を教具を使って模型を作り、その後は地図を見ながら日本や外国の地形を調べます。
地理学 『水質調査』  安威川の水の汚れ具合、水温・河原・河底の変化を一年間通して継続して調査し調査報告書を書きます。
その他 ・名画の鑑賞 ( 絵の名前 画家名などの美術分野 )
・刺繍、クロスステッチ刺繍、編み物
・貼り絵
・地球温暖化について→打ち水と気温湿度の変化調べ( 夏休みに取り組みます )
 北極の生物の変化調べ
・私たちにできる事
・話し合い
・科学の実験( 表面張力・塩の結晶作り・色水の実験等 )
・その他、子ども達が興味を持った事を個人やグループで調べたり観察したりしています。

おしごとの様子

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生命の年表
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植物の観察
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大きいそろばん
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幾何のスティック
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水質調査(河川)
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ペグボード


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受付時間:月~金曜日
10:00~14:00
TEL.072-626-2191
(担当:西川)

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